駿台が作った幻の塾「エミール」2021年に消滅!
- 2023.09.07
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- 【エミール消滅までの概要】
あの駿台予備校が「東大100%現役合格を目指す」塾エミールを2000年にスタートさせましたが、2021年エミールは消滅し、在籍していた生徒は駿台予備校が受け入れることになりました。
エミールは「中1の4月入塾時のみ指定校生は無試験で入塾が可能」というスタイルでしたが、それはまさに「鉄緑会」の丸パクリ!「駿台による第2鉄緑」とでもいうべき存在でした。
在籍生の内訳は「桜蔭32%、筑駒・開成・麻布25%、その他の指定校37%」となっており、「桜蔭が幅を効かせる塾」といった感じでした。
【エミール失敗の原因】
駿台予備校といえば受験生の間では「老舗ブランド」です。その駿台が自ら「最強の講師陣」と誇る講師(英語の大島講師や数学の雲講師など)を投入しても結局失敗してしまった原因は何だったのでしょうか?
それは一言で言えば「ブランドであるが故の驕り」といえるのではないかと思います。
エミールの消滅は「鉄緑を丸パクリした塾を駿台が作れば楽勝っしょっ!」といった安易な気持ちでは、いかに駿台ブランドと言えども受験生の支持を受け続ける事はできないことを証明した一事例といえます。