グノーブルについて。

グノーブルについて。

Gnoble 大学受験 グノーブル はどのような塾なのでしょうか?

塾が自分で発信している情報には自分の塾に有利なことしか書かないのが普通ですからあまり参考にはならないことも多いです。

グノーブルについて、実際の受講者がネットで次のような報告をしていました。

1人の方の意見なので主観が入っている可能性もありますが、以下は情報が具体的で詳細なので実際にグノーブルの授業を受けた方の感想なのでかなり参考になります。

今回は否定的な意見が多いですが、「有名塾」というだけで安易に通っている方には警鐘になる情報です。

生徒その1

季節講習を受講しましたがHPの指導方針とはかけ離れていると感じました。

例えば『有機的に つながった知識を獲得』とありますが、実際には、単語の語源の紹介にとどまり、鉄緑会東大英単語鉄壁の語源紹介となんら差はありません。

しかも有機的とは言えず、単語の説明を逐一するに留まり、バラバラな知識の集まりでしかありませんでした。

また、『グノーブルでは授業内でも、授業後にもどんどん個別添削をしていきます』とありますが、添削をするのは3題中1題のみ。あとは漫然と答えを棒読みするだけです。

少人数と謳っているにしてはクラスの人数が多いので仕方ないのでしょうが殿様商売にも程があります。ありえないですよ。

自称でカリスマと謳う講師は東大、京大、医学部の問題を生徒に解かせようとしますが、だれも解けません。

そもそも、解けないのは当たり前です。解けない状態から解けるように指導するのが「教える」ということであり、塾の真価が発揮されるところだと思うのですが。

講師の解説も、申し訳ないけど最悪でした。「知の力を活かせる人」にするための授業と聞いていましたが、ただ前から一単語ずつ和訳していくだけで、何の変哲も無い、退屈で無駄な時間でした。

インターネット上でよく「グノーブルは何時間も授業を延長してくれる」と書かれていますが、いちいち全文和訳しているから何時間も無駄に費やすことになるのではないでしょうか?

もうちょっと工夫してほしいです。解答の根拠も一つも示さないとは、驚きを隠せません。

グノーブルが「設問を解く際のテクニック」と称しているものの実態は次のようなものでした。

・和訳問題下線部をそのまま和訳するだけ。手元にある正解を黒板に書いて終わり。

・説明問題下線部の周辺をそのまま和訳するだけ。手元にある正解を棒読みして終わり。

・空欄補充空欄の周辺をそのまま和訳するだけ。手元にある正解を棒読みして終わり。

(できる生徒に答えを言わせて、終わり。)

解答のプロセスは一切ありません。非戦略的にも程があります。英語の名門とは名ばかりのトンデモ塾ではないでしょうか?

ではなぜ、実績がすごいのか? 考えてみました。

それは、上位クラスを特別に差別化し、上位クラスのみ、代表が直々に授業を行うことで、東大や医学部の実績を重点的に残すことで、次年度に進学校の生徒が自然に集まるから。

あとは放置。黙っても受かってゆくので超楽勝ビジネス。

これが、Gnoble 大学受験 グノーブル の私の目で見た真実ですが、反論があるなら提示して欲しいです。

単に「みんなが行っている有名塾だから」などという安易な気持ちで行くと絶対に後悔します。

グノーブルに関する生徒の意見 その2

こちらもグノーブルに実際に通っていると思われる生徒さんの声です。

グノーブル、たしかに実績は凄い。

でもこの塾に行ったから出来るようになったのかというとそれは大いに疑問が残る。

英語に関してはこれから書く事が実態である。

グノでは「これが解けるくらいなら今すぐMARCHは余裕で合格できる」というレベルの入塾テストを解かせる。

つまり、入塾条件としてMARCH合格レベルを課している。

イチから学生の英語力を上げようとしているのではなく、入塾時にMARCHに合格できるレベルの学生を集めている。

友達に誘われて去年から入ってるけど、先生に関する限り教え方が良いとは全く思えない。

クラスはa1まで上がったけど、下位クラスと大して変わらん。中山先生ってグノの代表だからたいそうスバラシイ授業なのかなぁって思ったけど、残念。。

あと開成、桜蔭、麻布とか超進学校が多すぎ。

そりゃほっといてもいい実績出るだろwと思う。

実際そうなんだけどね。

医学部とか東大に受かるのはほとんど元々頭のいい御三家出身ばっかりだし。

鉄緑は学校で選抜してるけど、グノも入塾テストで同じことをしている。

ぶっちゃけ、教え方に関しては前から逐語訳しているだけなので授業受ける意味あるのかなって思う。

あと、グノの先生ってみんな授業中せわしなくペラペラ早口でいろんなこと喋ってるから情報の振り分けがしづらくてどれが重要でどれがそうじゃないかわかりにくい。

前から文章全訳してるから延長して授業定時に終わらないしイライラすることも多い(笑)

だいたい全訳するだけってプロ講師といえるのだろうか。

いちいち前から直読して、単語ごとに語源から推測して和訳してなんてやってたら時間内に解けないでしょ(笑)

グノはどうしても単語の語源の解説と逐語訳をするから無駄な時間と情報が多いと思う。

内容一致問題も正誤問題もとりあえず、ぜんぶ和訳でガチガチに日本語で固めてから、答えを出すのだけど、そんなこと本番の試験でできないだろ(笑)

解き方へのアプローチは皆無だと思います。

こうしてみると、グノーブルはもともとデキる進学校の生徒に勝手に勉強させて、よい実績をあげているだけだと思う。

また、こんな意見も。

【生徒の声3

どうしても先生の指導に不満があります!

最初から難関大の入試問題できるんだったら苦労しないもん!

できないからみんな予備校来ているわけでさー

解答出す時なんて、

講師「Aさんの考えによると、答えは?

Aさん「1番です」

<正解だった時>

講師「正解です!次の問題行きます」

(何故そう考えたのか生徒に聞かない。ただ解答を言うだけ。解答のポイントやプロセスの提示はなし)

<不正解だった時>

講師「違うね。Bさんできる?」

Bさん「2番です」

講師「正解。じゃ、次の問題へ行きます」

(なぜ間違えたのか言わない。和訳しているから自分で考えろとでも?だからさー本番で初見の英字新聞の和訳できるわけねーだろ。生徒目線で物言えや!)

こんな感じです。本当に酷いです。

本番の試験を想定する場合、受験生がガチの帰国子女ならまだこの解き方もわかりますが、ほとんどはそうではありません。

限られた時間内に最小限の情報でどのように解くのか、これが必要なわけです。

単語の語源をいちいち把握していたら古文や漢文、生物、日本史、世界史など他の暗記ものにかける時間や記憶のキャパも減ります。

明らかにグノの指導はチャチいです。なのに凄い塾と言われてるのは、進学校の優秀な生徒が勝手に実績を出してくれるからでしょう。

早慶志望の方なら(そうでなくても)まだ、河合の早大英語だったり、ONEWEXの方が解答のプロセスを比較的明確に示してくれると思いいます。(元OW生なのでわかります)

評判聞いてグノ行ったけど、辞めるかも

生徒の声 その4

基本的に内容一致問題や正誤は

1.scanning →問いにおけるキーワードを文中から探す

2.phrasing →さくっとコンテキストの周りを読み大意をつかむ

で答えを出していくのが受験生にとって容易に早く解ける方法なんだがグノーブルは直読直解でmetaphrasing(翻訳して精密に読む)ですべての問題を処理してる。しかも語源にうるさいのは有名。

これは翻訳家のお勉強ならまだしも、受験英語においては実戦的ではない。

一語一語精密にとらえてゆくのは、時間があるならまだしも、受験生は時間がないのだから、文章全体の論旨を混乱させるだけ。

知らなくてもよい省くべき情報(単語の語源とか)に時間を割くのは無駄だと思う。

例えて言うと、賢い忍者がふすまに映る人影から敵を察知して1つの手裏剣で仕留めるのに対してグノの教え方は、ふすまに向かって手持ちの全ての手裏剣を投げ、結局仕留められず終わるようなものだ。

グノーブルには行かないほうがいいと思う。

特に大学受験では。

生徒の意見その5

グノーブルの授業a1で受けてたけど、正直言って大手予備校(河合や駿台)よりかなり酷いw

あくまでも予備校行くなら河合(ONEWEX)や駿台(スーパーa) といった無難な予備校がいいぞ。

大体の奴は難関大・医学部行こうとして少人数制の予備校にハマりがち。

でも、それも予備校によりけりだし、大抵は塾長が雰囲気と饒舌さでカルト的な人気を集めてて、中身の指導は大したことない。

グノや鉄もGHSなどもそう。

生徒の意見その6

え、うちのクラスと全く同じでわろたw

でも学校も予備校も講師にさほど期待してないw

みんな問題くれるから解きに来てるって感じだと思うよ。授業は、講師が知識をドヤ顔で披露して悦に浸ってる感があってなんかさむいし。

理想を追い求めて失敗してる塾

少人数って謳う塾・予備校 (大抵穴場っぼいところ) がカルト宗教みたいに一部から熱狂的な受けてバンバンお布施回収してるのは事実だ〜

予備校の大教室みたいなのと比べたら少人数だけど全然少人数制ではないよね

だから生徒と講師の距離感も遠い

綿密に一人一人添削とか実際ないよ

波線引いて、バツつけて、それで終わり。

意見その6

成功者は元から出来る子

御三家が大半なんだから実績いいの当たり前だろwww

入塾テストもエグいしな

虎の威を借る狐とはこのことw

大多数が桜蔭、筑駒、白百合、麻布、開成

東大・医学部合格は放っておいても当たり前

一度進学校の生徒を集めれば芋づる式に有能な生徒が釣れる釣れる。これはガチ

あとやっぱり例の直読直解方式はSEGもそうだけど、純ジャパには無理があるし習得に時間がかかる。帰国子女がやるならまだしも、前から文章ベタ読みなんて時間のない受験生が受験英語でするべきアプローチじゃないw

英語がそれなりにできる子が行く塾って感じだから、英語に不安があって一から学力上げてもらおうと考えている人向けではないよ

グノーブルについて否定的な意見がネット上に目立つので否定的なものが多くなってしまいました。

最後に肯定的な意見も紹介しましょう。

グノーブル卒業生で一橋に在学している者です。

グノーブルの良いところは、ハイレベルかつ良質な英文に沢山触れられる点、頻繁なクラス分けテスト、講師の面倒見の良さです。特に、講師陣はすぐに名前を覚えてくれ、毎日のように質問に付き合ってくれ、直前期の大量な添削も嫌な顔一つせず、すべて引き受けてくれました。私はグノーブルに通って本当によかったと思います。

ただ、英語が元々ある程度得意な人でないと厳しいかもしれません(御三家というよりも)。文法などの基本的なところは授業で殆ど扱いませんし、単語帳の使用も嫌がられます。授業延長当たり前(1時間くらい!)で、お帰り問題(解けないと帰れない)もあります。英語が苦手や好きでない人には辛い環境かもしれませんね。実際、一緒に通っていた友人たちも上位クラスの子は皆第一志望に合格していましたが、下位クラスの子の結果は思わしくありませんでした。

「英語が苦手な子を伸ばす」よりも「得意な子を更に得意にする」塾という印象です。

とにかく、塾というものは自分の合う合わないが非常に大きいです。ぜひ、ご自分で体験授業などに赴いて見てはいかがでしょうか。