駿台・河合
- 2023.09.07
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- 【概要】
ひと昔前なら「受験勉強」と言えば「大手予備校」こそが「王道」でした。しかし、時代は目まぐるしく変わり、今や大手予備校も知名度があるからと言って決して生き残りを保証されている訳ではなくなりました。その象徴的な出来事は2013年の代々木ゼミナール校舎の突然の大量閉校です。全国で28校舎を展開していた代ゼミが一気に20校舎を閉校にしたのです。
【大手予備校冬の時代の背景】
その背景にあったのは「少子化」でした。大学受験人口の減少とともに大学受験の全体的なレベルは下がり、今や、私立大学の4割は定員割れ、つまり、「名前を書けば誰でも受かる」状況になっているのです。
さらに、近年もうひとつの要因として特に顕著なのは「授業の低価格化」もしくは「無料化」です。
「スタディサプリ」のように、わずかの月額で良質な授業を家庭で気軽に視聴出来るソフトの登場とともにYouTubeでの良質な授業したことにより「情報のインプット」は限りなく「無料」に近くなりました。
【大手予備校の利用価値】
そのような状況で予備校や塾に行く価値は「情報のインプット以外」の側面に見出すしかなくなります。
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